こんばんは為替相場も12月入りですね、ここへ来て皆さんもご存じのとおり「スプレッド戦争」が勃発しています。もともと1pips固定の外為オンラインは既に1pips固定のスキームを確立しており安心感があります、この12月から1日にパンタレイ証券みんなのFXが、8日に当ブログでも推奨しているMJがスプレッド1銭固定を実施します、この2社に口座を開いて利用している方はご存じかと思いますがスクリーンショットのとおり実験的にドル円0.9pips、ユーロ円1.9pipsが欧米時間中心に提供されています(現状は固定ではない)ZEROのFX業界経験からはドル円スプレッドは1銭が限界点で「固定」にするだけでもほとんど業者側の利益はでません。すでに1銭固定の先駆者外為オンラインの場合は大量の「取引量」があるため、カバー先に流さなければならないオーダーが減ります、簡単に説明するとある買いオーダーに対して反対のオーダーがほぼ来るほどの取引量があれば顧客同士で相殺できる玉が多く、相殺できない分のみカバーすれば済みます。これから1銭固定に移行する業者には取引量の壁があり、自動的にカバーするシステムのみでは限界に近いと思われます。
相対業者(くりっく365ではない)では売買手数料が0円が普通になっており、業者側の利益は「スプレッドのみ」となっています。経験則からスワップを少なくして儲けている業者などほとんどないと思います、ZEROが業者にいたころスワップでも利益が出せないか?とカバーディーラーに聞いたところ「為替差益のほうが断然大きいので、スワップは顧客サービスみたいなもの、ここで儲ける気はない」とのことでした。ブログでは公開できませんがカバー先銀行や証券が相対業者に提示しているスプレッドも知っていますが、0.9だの1.0ではとても儲かりません。読者の方が個人投資家として気になる質問にもさらにいくつか回答しておきます。
Q:ドル円スプレッドを狭くして顧客を集め、その他ペア(例えば豪ドル円・カナダ円)などで儲けがでているんじゃないか?
ZERO:実は低スプレッドを売りにしている業者ではドル円・ユーロ円・ユーロ/ドル以外の通貨ペアの取引量はほとんどありません、ビックリするような比率でドル円に偏っています。みなさんデイトレ用として低スプレッド業者を利用するからかと思います。それと豪ドル円やカナダ円などはカバー先が提示してくるスプレッドも広いのでここの取引量が伸びたからと言って簡単には利益になりません。
Q:レートをずらすなどして裏では儲けているのではないか?
ZERO:際どい質問です、誰も答えられないと思うので少しだけZEROの見解を(あくまでもZEROの見解です、読んでいただいた読者様の受け取り方に任せます)例え多少のレートずらしがあっても1pipsとか1pips固定の業者を利用すれば2~4銭を取っている業者よりも圧倒的に顧客有利でトレードできます、そのため上記のようなことがあったとしても低スプレッド業者を利用するほうが圧倒的に有利です。さらに言うと大口顧客に対してのみ上記対応をしてきた場合などは逆にあなたが有利にずれる場合も同率でありますのでこれは気にしないで良いと思います、スキャルピングでは死活問題かもしれませんがデイトレでは問題ありません。
※極秘レートずらし対策→ZEROはトレードする際には「スリッページ」の設定を必ず「0」にしています。理由はあるレートでクリックしたところ○○なほうに約定してしまうシステムがあった場合の対応です(これはあくまでも想像の話です)、確かにスリッページを0に設定するとリジェクト(弾かれて約定しない)することが多くなりますがエントリーの時は仕方がありません「有利なレートでなければ取れなくてもよい」という気持ちも大切、決済は例え5pipsでもすべて「指値」にしています、実は決済を指値で入れたほうがスリップやリジェクト対策で圧倒的に有利なのです。
来週から12月相場、ボーナス資金なども見込んでの業者間のサービス争いかと思いますがZERO的には明らかに「過剰」です。外為オンラインはスキームを確立しているので良いとして、これから1pips固定に参入してくる業者はサブで利用しながら様子を見守りたいと思います、個人的見解ですが「低スプレッド業者はかなりの損失リスクを背負って無理している様にみえます」当ブログでも推奨しているMJなどはトレードツールも使いやすくデイトレーダー向きのシステムで重宝しています、ぜひ潰れないように頑張ってほしいですね、おすすめは外為オンラインをメイン口座にMJ、FXTS、パンタレイ、クリックをサブにして常に有利な業者や、自分がもっともトレードツールなどを操作しやすい業者を選んで利用するのが最適です、ちなみにZEROの利用頻度は1.外為オンライン、2.MJ、3.FXTSの順です。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。