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おはようございます、7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)が閉幕しました。声明の内容は事前に予想された内容で特別な具体策は出ませんでした。声明は「現下の情勢は緊急かつ異例の措置を必要としている」「銀行などが、必要に応じ、資本を民間及び公的部門から調達できるようにする」などでしたが、これを週明けの市場がどのように受け取るか?ということになります。現状を整理しておくと、ニュース等ではG7に対して「やたらに具体策」を期待する声があがり「期待感」ばかりをあおっていました。逆にプロのトレーダーは直近のG7で何かでたことはないことは承知で「協調する姿勢を確認するだけ」と予想していたためそれほど失望感はありません。ただし、よくあるのが「具体策がでないことをわかっていて、出ないから失望売りを仕掛ける」ということはよくあります。来週月曜は体育の日(東京市場休場)トロント休場(サンクスギビングデー)米国休場(コロンブスデー)となっており、月曜のクロス円相場の動き=マーケットの評価と考えても良いかもしれませんね。株式市場は評価もなく失望もなく若干落ち着いてくると予想しています、株価は反発したところでは「逃げ遅れ」の換金売りが待っていて上昇せず、下値でも週末を挟むことでやや冷静になると思います、10日のNYでも7000ドル台に入ったところでは反発していますので来週は揉み合いを予想しておきます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。