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おはようございます、8日の外国為替市場では米連邦準備理事会(FRB)が主導し欧州中央銀行(ECB)、イギリス、スイス、カナダ、スウェーデンの中央銀行が参加し世界協調緊急利下げが行われました。時間は20:00ちょうどでドル円は99.50から101.00まで瞬間的に跳ねました。協調利下げを受けたNY株式市場は乱高下、一時150ドル以上上昇する場面もありましたがクローズ間際になってポールソン財務長官から「いくつかの銀行が破綻する恐れがある」との発言でダウが下落 9,258.10 -189.01 -2.00% でクローズしています。すでに米国では毎週のように地銀が破たんしていますが「中堅以上の銀行でも破たんの危機にある銀行がたくさんある」と言っていると思われます。米銀大手ワコビアも「買収」といえば聞こえはいいが実質的には「破たん」です。相当大きな規模の銀行でも破たんの危機にさらされており、金融安定化法案で「税金で助けてくれる」と思わないようにとの銀行経営陣へのメッセージだと思います、ポールソンは「自分たちで合併するなり買収するなりしてくれ」と言いたいのだと思います。9日の日経平均は下落スタートもやや切り返しそうな気がします、ドル円は95円を目指す展開となりそうです。
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