こんばんは、混乱と換金売りが続く金融市場ですが次回FOMCが10/28~29と期間が開いていることから「緊急利下げ観測」が急浮上しています。効果が疑わしい金融安定化法案の可決で大ナタを振るったつもりが、下院で水を差され安心感を与える効果が弱まってしまいましたね。正直米当局にも「手詰まり感」がありますよね、2008年前半では「緊急利下げ」となれば猛反発をしていましたが、今回もし実施しても株価にとっては一時的な効果となりそうですし、利下げを完了すれば「次の一手」がなくなりそうです、ZEROはそれでも緊急利下げもしくは月末FOMCで利下げに踏み切ると予想しています。理由は短期金融市場が崩壊しているからです、高止まりしている金利を緩和するためには利下げが不可欠です。ただ、FRBだけが利下げをするとドルが危ないので協調利下げになる可能性もあります、ある意味その布石としてユーロ売りを誘うような発言が出た可能性もあります、最近はユーロが徹底的に下落をしていますから今米のみ利下げでもドルストレートへの影響はトータルで軽微かもしれませんね、思惑も錯綜しそうですが突然の米当局の動きには注意しておきたいですね。
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