3日の米株式市場は短縮取引のなか下落しました。NYダウ132ドル安(-0.54%)、ナスダック65ポイント安(-0.86%)でした。為替市場では、FOMC以降に買われていたドルが、調整売りから軟化しました。アジア時間は中国株の動きに振らされる展開、NY時間は独立記念日の休場を控えて調整という相場でした。
投資家は6日に米6月雇用統計、対中貿易関税発動を控えて、身動きが取れなくなっています。そのため実需の売買のみこなして、イベント結果待ちとなりそうです。5日NY時間も多くの重要指標が発表されますが、6日のイベントに関心が集まっており、6日以前の値動きには意味がなさそうです。
対中貿易関税発動では、トランプ政権が本当に340億ドル相当の対中関税を発動するのか?それに対して中国側がどのような報復に出るのか?週末はこれが市場で大きな話題になりそうです。週明け9日の相場にも注目しましょう。
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