◆23日のNY市場では、感謝祭明けで薄商いのなか、172ドル高と大幅続伸&高値引けで13,000ドルを回復しています。とことん波乱の無かった2012年後半は、VIX指数(ボラティリティインデックス)も低いまま推移し投資家の予想通りの展開が永遠と繰り返された珍しいシーズンでした。直近、ダウは大幅な下落を演じてきたものの連日ニュースでは「財政の崖で下げた」と報道されたものの、投資家は「財政の崖」とかいうけども・・・(相場が下げた解説として都合のよいネタになっているだけ)と、下げている本当の理由が需給であることやすぐに反転することを読み切っていました。株価も為替もまったく投資家の予想どおりに展開し、こんなに簡単な相場は記憶にありません。これが数年続けばそれに慣れてきたマーケット参加者やパニック相場の経験を持たない新規参入者によって「まさか」が引き起こされるメカニズムの繰り返しというのが長い目で見た相場なのだと思います。
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