15日の東京市場では、日銀が金融政策決定会合を開きましたが市場の予想どおり「何もなし」となっています。この2日は主要国中銀による「(ギリシャ再選挙で)混乱が生じた場合には協調して流動性供給の用意がある」との観測が株式市場を支えNYダウは大幅続伸しています。一方で20日米FOMCでの追加緩和期待もあり「ドル売り」の圧力もかかっています。日銀が何もなし、米追加緩和期待でドル円は78円台後半へ崩れて週間の安値圏でクローズしています。このあたりを嫌気してか日経平均株価は最悪のスタートだった年初と同じレベル8500円台、下げ余地少ないと見ています。ドル円は売り圧力も強そうですが、74円あたりをみながら10枚づつトラップトレードで当面参加してみます。来週はギリシャの選挙結果を確認してからの投資戦略となりそうです。今話題になっている「主要中銀による流動性供給」はあくまでも暴落を避ける措置で、欧州債務問題を解決する手段ではありませんから、安値拾いから対策がでたら半分利益確定をリスクポジションでは繰り返します。短期売買ではユーロ中心に売り買い両方で参加します。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。