19日キャンプデービッドで開かれたG8サミットが「ギリシャがユーロ圏に留まるよう」首脳宣言を発表し閉幕しました。マーケット的には「何も出なかった」と考えて良さそうです。5/19付けのシカゴ投機筋IMMポジションはユーロショートが過去最高の173,869枚の売り越しとなり、1/24の171,347枚を更新しています。週末18日にはユーロは対円対ドルともに買い戻され陽線で引けています。今後のスケジュールでは正式に発表された6/17ギリシャ再選挙と6/20米FOMCを中心に投資戦略を立てていくことになりそうです。2~3月の明るいリスクオンモードが2カ月程度で180度逆にリスクオフモードになっており、とにかく環境の変化が速く大きいです。今後も2カ月程度の単位で良く見て行きたいですね。6月末にはギリシャユーロ圏離脱懸念にも一定の結論がでているでしょうし、7月を挟んで話題は米大統領選に移るはずですからまた忙しい相場展開となりそうです。
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