4日東京時間は、日経平均が230円大幅安9,819円で引けています。午前中に1万円を割り込むと一気に9900円レベルまで下落、午後に入っても押し目買いは入らず安値引けしています。クロス円相場はじり安、豪ドル円は豪ドル米ドルの軟調さに連れ安で84円台後半で推移しています。あまり戻りが期待できないため株価もクロス円も押し目買いが入りづらく、どんどん地合い（下支え）が弱くなっている事からきっかけがあれば暴落につながるかもしれません。中国・上海の休場に加えて週末はイースター休暇になっているため、4月相場は来週半ばあたりからとなりそうです。後半は企業決算や日米金融政策などを材料に動きそうです。3月末から我慢ばかりの2週間ですが、チャンスが来るまでどこまでも様子を見たいと思います。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

3日の欧米市場では、イースター休暇を控えている事や材料難から閑散。日本時間夜中3時にはFOMC議事録で「経済が失速するか、もしくはインフレが長期にわたり低水準にとどまった場合」1月に数名→3月に2-3人へ減少し完全にタカ派の内容で大きく「ドル買い」で反応しています。ドル円は急騰、ユーロドルは急落、その他クロス円は小動きとなっています。円は引き続き弱いものの、豪ドル米ドルが日足の雲を下抜けており、そろそろ豪ドル円相場は85円を割り込んで低迷しそうです。本日は欧米で多くの経済指標が発表されます。米3月ADP全国雇用者数に一番注目しています。    

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3日東京時間午後に注目された豪RBAキャッシュターゲットでは、政策金利4.25％据え置き。RBA声明では「緩和検討の前にインフレ指標を待つ」と利下げはしないが今後の利下げを匂わす内容で豪ドルが軟調に推移しています。この時間のクロス円相場はやや円安方向に振れていますが、豪ドル円は置いていかれる展開、両建て分の差損がこの先も広がり続けそうです。豪ドル円はリスク許容度の改善だけが下支え要因となりますが、80円台前半での推移が長引きそうです。    

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