(出所:外為オンライン)
18日の米国株は下落、NYダウ153ドル安(-0.46%)、ナスダック409ポイント安(-3.02%)でした。為替市場はドル高。
トルコ中銀は政策金利を17.00%→19.00%へ2.0%利上げ。市場予想を上回る利上げ幅にリラ買いで反応しました。
新興国ではインドネシア中銀がルピア安阻止のため利下げを見送り、ブラジル中銀が予想以上の利上げに踏み切っています。
景気回復が確認できない中で、インフレ懸念や通貨安(ドル高)に対応せざるを得ない状態=スタグフレーション懸念が生じています。
前日のFOMCでは「2023年末まで利上げをしない」と明言したものの、米10年債利回りは一時1.75%まで上昇しました。
パウエルFRB議長は大規模財政出動による一時的なインフレと見ており、22年の景気は悪い(利上げ不要)との見解を示しました。
市場はこのFRBに都合の良い見通しに疑いを持っており、米金利上昇+ドル買いとなりました。
経済指標は、米新規失業保険申請件数77.0万件(予想70.0万件、前回71.2万件)へ悪化。
米3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は51.8(予想23.0、前回23.1)と、48年ぶり高水準でした。
→詳しい投資戦略や保有ポジションは有料メルマガにて配信しています。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。