29日のNYダウは、序盤352ドル高まで上昇していたものの、失速すると売りが加速し、一時566ドル安まで下げる場面がありました。結局、NYダウ245ドル安(-0.99%)、ナスダック116ポイント安(-1.63%)でした。
ボーイングは米中貿易摩擦再燃に加え、インドネシアでのライオンエア機墜落が重なり6%安。英国ではハモンド財務相から、デジタル課税(2020年4月〜)導入が発表され、ナスダックが崩れました。デジタル課税に関しては、英国・EUを皮切りに大きな波になりそうです。
上海総合指数と人民元の下落も気になる材料です。ドイツ議会選挙で大敗したメルケル首相は、党首として再選を目指さず、首相も今期限りとの意向を示しています。日経平均が年初来安値を視野に入れるなか、ドル円の底堅さが目立っています。
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