4日は原油価格が急落しました。直近WTI原油は53ドル台まで上昇する場面がありましたが、徐々に下落し、昨日は45ドル台まで急落しています。OPECによる協調減産が延長される見通しがあるものの、原油在庫を減らすには不十分とみられています。また、シリアへのミサイル攻撃など地政学的リスクが高まった分、原油が買われていた部分もあろうかと思います。好材料としては、オバマケア改廃法案が下院で可決、米3月貿易収支▲437.0億USD(予想▲445.0億USD)で予想より赤字幅が縮小、米新規失業保険申請件数23.8万件(予想24.8万件)となったことが評価されました。米国株は上下に値幅が出たものの、終値では前日比変わらずとなっています。為替市場では、仏大統領選TV討論会を受け、マクロン氏優勢に変わりない事からユーロが堅調。ユーロ円は123円台半ば、ユーロドルは1.09台後半まで上昇しました。今晩は米4月雇用統計が発表されます。例によって「平均時給」に注目しています。6月利上げ観測が高まるか?
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