24日のNYダウは216ドル大幅高、ナスダックは史上最高値を更新しています。本日は北朝鮮人民軍創軍85周年のため、前後に6回目の核実験への警戒感が高まっています。市場は北朝鮮地政学的リスクは無視している格好で、当面は中国からの圧力強化という段階だと見られています。仮に北朝鮮が核実験に踏み切ったとしても、制裁強化に留まりそうです。こういった全く無警戒の市場に対し、予想外に早い段階で軍事衝突が起きてしまうと、急激な株安+円高が起きるかもしれません。リスクオンとなるポジションを極力取らないか、小さいポジションサイズで売買するのが良さそうです。
明日26日は、トランプ政権の「驚くべき」税制改革がようやく発表されます。まずは内容と市場の反応を確認するしかありませんが、今後は財源と実行性が問われる段階に入っていくでしょう。過去3年は「株安」という格好のSell in Mayは起きていません。偏り過ぎていたポジションが整理された程度に留まっています。今年はどうか?北朝鮮情勢次第では、久しぶりに大荒れの可能性もありそうです。2017年はこれまで「〇〇ショック」が一度も起きていません。過去の例から見ても、夏場までに1回程度はショックが起きるのではないでしょうか?
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