米国ではアルコアから決算発表が始まり、大手金融機関の決算などを受け、株高になりそうなムードもあったものの、長期金利の上昇がやや逆風になっています。27日の米10年債利回りは1.85%台へ急騰、5月以来の高水準となっています。米大統領選ではヒラリー勝利が確実視されており、どうしても12月利上げ観測が高まりやすい環境。今後も長期金利は関心を集めそうです。ドルが高過ぎる事が、株式市場に取って悪材料となるか?ドル円は105円台前半へ上昇。107-109円あたりまでの上昇はありそうです。日経平均にとっては好材料で、17,500円がレンジ上限と見ていましたが、もう一段上がありそうな展開です。ユーロドル、ポンドドルは非常に遅いスピードながらもドル高を維持しており、引き続き米長期金利や英欧金融政策を見ながらになりそうです。週末の円とユーロとポンドのIMMポジションにも注目しましょう。
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