20日の米株式市場は小反落、7月からの持ち合いを継続しています。為替市場はドルじり高で、ドルインデックスは98.31ポイントまで上昇しています。東京時間には米大統領選第3回テレビ討論会が開催されました。1-2回に続いてヒラリー勝利となり、トランプリスクはさらに後退しています。薄商いの日経平均は上昇、17,000をしっかりと上抜けました。様々な憶測が出ておりますが、個人的には売り手が買い戻したと見ています。ECB金融政策は現状維持、ドラギ総裁は会見で今後について大きなヒントは出さず、ほぼ無風で通過しています。米国は利上げを遅らせるだけで済みますが、日欧はいずれマイナス金利を正常化したり、量的緩和の縮小に迫られます。出口戦略を上手く描けるかが来年のテーマになりそうです。7月から持ち合っている米国株が持ち合いを放れれば、もう少し相場が盛り上がるでしょう。それまでは基本的に様子を見ます。
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