◇20日のNYダウは小幅9連騰で18,595ドルへ上昇。ドル円はブレグジット直前高値106.82を上抜けると、売り手は諦めの買い戻し、107.44まで上昇しています。背景には日銀追加緩和期待と、政府の経済対策20兆円規模で調整報道があります。市場コンセンサスが10兆円規模だった事から、予想の2倍という事で好感されています。この流れで行くと、日銀追加緩和と政府の経済対策は、発表前にはほぼ織り込む格好になりそうです。日銀が何らかのサプライズに出ても、買いは長続きしそうにありません。8月前半は絶好の売り場になりそうです。他では、S&Pがトルコを格下げ、エルドアン大統領は3か月の非常事態宣言を出すとの報道が出ています。これを嫌気する格好で、米ドルトルコリラは史上最高値を更新しています。
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