◇先週末はトルコでクーデター発生し、トルコリラ円は一時33.72へ急落する場面がありました。英国ではEU離脱の影響から旅行会社が破綻、ポンドが急落しています。突発的なリスク回避要因により、ドル円も103円台半ばまで下げる場面がありましたが、18日東京時間午前中には105円台へ戻しています。先週はリスクオン地合いの強い1週間だった事から、一時的な影響に留まったと言えます。秋にもまたEUや英国やトルコからは悪材料が出てきそうです。地合いが良くない時には注意が必要でしょう。7月後半の相場では、なんといっても29日(金)に注目です。日銀金融政策決定会合+GPIF損失発表が重なっています。GPIFは損失発表と同時に何らかの発表があるかもしれませんし、政府からも何か出てきそうな雰囲気です。合わせ技に出てくると見られますが、すでに先週ヘリコプターマネーへの思惑で円安+株高が進んでいるだけに、内容と値動きを良く見ておきたいですね。
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