◇14日のドル円相場は上下50銭にも満たない狭いレンジに終始、本日昼ごろに発表される日銀会合結果待ちとなっています。15:30~は黒田総裁会見が予定されています。市場のコンセンサスは3月会合では「どう考えても現状維持」が大勢を占めています。4月会合では「追加緩和濃厚」が大勢。いずれにしてもイベントの結果は出てみないとわかりません。毎回決めつけずに待ちましょう。会見ではマイナス金利に関してネガティブな質問が多くなりそうです。総裁は「いずれ効果が出てくる」を繰り返すでしょう。個人的に注目をしている「消費再増税」ですが、本田内閣参与と浜田内閣参与の両方が「増税見送り」を主張しています。すでに増税見送りが決定している中で、海外から著名経済学者を呼び、これを援護してもらうというパフォーマンスをしているようにしか見えません。やはり増税を国際公約した以上、これを取り消すにあたり万全の準備をしていると見るべきです。増税見送りは決定や発表時に円安材料になるでしょう。
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