◇今週2/22-26為替相場見通しです。今週末26-27日は上海でG20が開催されます。年始からの金融市場の混乱、原油安、新興国不安が話し合われそうです。先週末はEU首脳会議を受けた英国キャメロン首相が6/23に国民投票を実施すると発表しています。ところがロンドンのボリス・ジョンソン市長が離脱支持を表明、ポンド相場が早朝から荒れています。値動きを見ていると基本的にはEU残留はポンド買い、EU離脱でポンド売りで良さそうです。ドル円は110.98安値から114.86まで戻し、112円台前半まで反落しました。このあたりで方向感がなくなりそうな雰囲気で、当面112-115円レンジに収まりそうです。日経平均もこれに準じたレンジとなりそうです。投資家らは3月のECB→日銀→FRBと続く金融政策に関心を移しており、金融政策の結果と値動きに注目が集まっています。FRBは市場が考えているほどハト派には傾かない可能性があり、ドル高止まりの継続に備えるべきです。その場合、結局ドルは新興国がパンクすることで本当の暴落が起きるのかもしれません。そのようなイメージで投資戦略を立てて行きます。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。