◇25日のNY市場では、WTI原油が急落し再び30ドルを割り込んでいます。サウジが新規投資維持、イランが増産、中国需要減速の3点セットで急落しています。NYダウは208ドル安、日経平均は400円近く下落、為替市場でもリスク回避となっています。それでも週末に日銀金融政策決定会合を控えてボラティリティは低下して来そうな雰囲気、黒田バズーカ第3弾に期待が高まりそうです。その日銀関連では、「直前まで市場を見てぎりぎりの判断を行う」との関係筋のコメント報道がありました。まるで中央銀行が「株価を見ながら金融政策を決定しています。」と言っているような眉唾コメントで日銀トレードが始まったという感じです。まずは今日、明日とFOMCが開催されます。日銀に比べれば注目度は低いものの、FOMC声明から「3月利上げの有無」を探る事になります。高止まりしているドルとドルの買い手にとってFRBが年4回の利上げに踏み切れるのか大事な3月会合になります。
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