◇16日夜中に注目を集めたFOMCでは、大方の予想通りFF金利の誘導目標を0.25-0.50%へ0.25%引き上げています。2016年末の金利見通しは1.375%で9月から変わらず、この部分がタカ派でした。声明・会見では米景気の力強さをアピールし、問題があれば利上げは休止すると明言。この辺りはハト派と受け止められています。結局NYダウは224ドル高で3日続伸、ドル円は122.42まで上昇しています。日経平均も大幅続伸して始まっています。やるやる詐欺のECBと市場ときっちり対話し利上げ開始を完全に織り込ませた上で無風の通過を図るFRBとのカラーの差が今回も示されました。日銀は黒田総裁は何も言わないスタンスであり、常に「必要とあらば躊躇なく調節」の繰り返し、代わりにブレーンが発言するというスタンスです。なんとかこのままドル高+株高リスクオンの流れが続いてほしいものです。
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