◇11日の金融市場では原油価格が下落し安値を更新、WTI原油は35.62ドルでクローズしています。NYダウは309ドル安と原油安に加え利上げが迫っており大幅安。経済指標では米11月小売売上高が発表され、結果は+0.2%(予想+0.3%)、除自動車+0.4%(予想+0.3%)となっています。ドル買いは続かず反落、ドルインデックスは97.55ポイントでした。為替市場では、原油安を受けた資源国通貨売り、リスク回避での円買いとなっています。株式市場は「原油安と米利上げでどうしようもない」という雰囲気になっています。原油価格も弱そうな季節であり、止まるのを待つ以外に無さそうです。30ドル台前半に来れば、来年OPECなどの対応にも変化が出てくるはずです。原油価格も相場ですから、当面は軟調推移が予想されるものの、永遠と下げることはありません。2016年前半に底入れ→反転するとみておくべきでしょう。今週トレードは予定通り様子を見ました。来週はいよいよ歴史的イベント(利上げ開始)となるFOMCです。
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