◆16日の金融市場は先週末に発生したパリ同時テロの影響が懸念されましたが、注目のフランス株も下げて始まった後は買戻しが続きほぼ全戻し、ダウ先物もプラス圏へ浮上したことで大きな影響なく通過しています。WTI原油は地政学的リスクから41.74ドルへ上昇しましたが、原油や金は現在のドル高が転換しないと上昇トレンドにはならないでしょう。資源国通貨の反転も来年になりそうです。為替市場は最終的にリスクオンの円安+ユーロ安+ドル高へ回帰しており、ドル円125-126円、ユーロドル1.04-1.05を目指す動きとなっています。ドル円は上抜けた122円をしっかりサポート、当面はこれを下抜けることはないでしょう。ユーロドルも1.09を回復するのは当面ないでしょう。ユーロドルは1.06台で引けており、とうとう途中で止まることなく目標となっている1.04-1.05まで下げそうです。まずはそのレベルで止まるかどうか注目しておきます。時間軸では12/16でドル高は終わる見込みです。
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