◆今週は米雇用統計を通過したことで、次の米小売売上高や12月の欧米金融政策まで大きなイベントがありません。10日はユーロ円の下落が主導してドル円の上値重く、ユーロドルも連れ安となっています。相場環境としては、12/3ECB緩和拡大→12/16FOMC利上げ開始で年内のコンセンサスは確定しており、欧米当局者からもこれを肯定する発言が続きそうです。米国サイドが以前と違い12月利上げ開始を示唆しながら、ドル高を懸念する発言を付け加えてきています。FRBは政策金利を0.25%づつ上げていき、良くて1%程度で利上げ頓挫、その後は一時的に利下げ観測が浮上するような展開が長期的には予想されます。やはり世界的な低インフレ+低賃金上昇のなか利上げを継続していくのは困難になるでしょう。日々チャートとポジションの傾きをチェックしていきます。
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