◆今週7/20-24為替相場見通しです。注目の9/17FOMCまで2か月を切りました。ギリシャ債務問題を通過し、再びリスクオンとなった金融市場は「リスク回避時にはドルやポンドが巻き戻す」ことが判明。リスク要因を通過すると利上げ通貨であるドルやポンドが強くなっています。株式市場は単純にリスク回避で売り、リスクオンで買いとなっています。年内は「ドル高+株高がどこまで進むか」がテーマになりそうです。これに対して秋になんらかの大きなリスク要因が浮上するかどうか注目しています。過去2年と同様にファンド勢が9月にトレンドを作ってくるのであれば、10月は決算に向けたポジションクローズで逆に動くことになるでしょう。その他、2016年前半に物価目標2%が達成できない日銀が追加緩和に踏み切るのか?それとも2016年前半を後ずれさせてくるのかなども重要です。個人的には追加緩和よりも「2016年前半を後ずれさせる」と見ています。「物価目標だけを見て金融政策調節をしているわけではない」というスタンスで来るでしょう。いずれにしても日米や英豪ZNなど金融政策中心の相場となりそうです。
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