◆16日は引き続き「ドル高+株高」となっています。ギリシャ通過で米利上げ観測にテーマが戻り、注目されたイエレンFRB議長議会証言では、「遅すぎる利上げもリスク」というニュアンスの発言が目立ちました。インフレ指標が2%に達してなくても利上げを開始する見通し。あくまでも利上げではなく「金利正常化」をアピールしているように見えます。9月FOMCでの利上げ開始の可能性は十分にあり、投資家もこれを感じ取っていると考えられます。BOEカーニー総裁も利上げを示唆する発言をしており、ドルやポンドが強い展開です。リスクが去るとドルやポンドが強い金利相場、リスクが浮上するとこれが巻き戻すという流れでしょう。経済指標は、米新規失業保険申請件数28.1万件(予想28.5万件)、米7月フィラデルフィア連銀景況指数5.7(予想12.0)、米7月NAHB住宅市場指数60(予想59)でした。
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