◆週明け15日の金融市場では、ギリシャデフォルト懸念とFOMCへの警戒感から独DAXが211ポイント大幅安、NYダウも107ドル安で続落となっています。日経平均とドル円は底堅さを保っています。為替市場ではイベント待ちで投資家も動けずドル円・ユーロドルともに方向感なく揉み合い→イベント結果待ちとなっています。米経済指標は米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数-1.98(予想6.00)、米5月鉱工業生産-0.2%(予想+0.2%)、米6月NAHB住宅市場指数59(予想56)となりましたが反応薄でした。本日から始まるFOMCでは、9月利上げ開始の有無を読み取る重要なイベントになります。直近の重要指標の改善から投資家はタカ派の構えですが、イエレン議長がわざわざドル高+株安を加速させる発言をするのか注目します。それでもタカ派の内容であればいよいよ9月利上げ開始への地ならしと見られ、9月利上げはほぼ確実となるでしょう。直後にはユーロ圏財務相会合が控えており、こちらも注目を集めそうです。不透明感でポジションを傾けずらい環境、まずはイベントを待つ方針。
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