◆22日のNY市場では、米4月消費者物価指数コア前月比+0.3%(予想+0.2%)が効いてドル高となりました。イエレンFRB議長は講演で「雇用とインフレ目標に達するまで引き締めを遅らせれば、経済を過熱させるリスクがある」と発言しいてます。これはFRBが利上げしたくて仕方がないと捉えるべきでしょう。インフレ目標2%に達する前でも利上げを開始すると言っていることから「ややタカ派」の発言でした。9月か12月のどちらかで利上げ開始となるのが確実視されて来るでしょう。為替市場はドル買いが再燃、ユーロドルは1.10ダブルボトムネックラインまで完全に下落しました。長期下落トレンドが転換したにしては弱い動きです。再度雲の中に入り込んで下げに入る可能性が高いでしょう。ドル円は上昇121.50付近でクローズしています。こちらもドル高の流れで上昇、下値では年金筋や長期資金の買いが分厚く、年初来高値122.04が視野に入って来ました。ゆっくりと上昇のイメージで見ておきます。
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