◆12日の金融市場は「債券売り」となりました。独金利上昇にユーロ買いで反応しています。為替市場は全体的にドル安+円安になっており、ドル円以外のクロス円はおおむね上昇しています。4月の終わりあたりから積み上げてきたドルロングの解消売りが起きており、これがSell in Mayだったと言えるでしょう。様々な市場で積み上げたポジションの解消が進むなか、何か大きなリスクが浮上するかどうかが5月後半のポイントになりそうです。目先は円安+ドル安の流れが継続、ドル円だけは年金筋や長期資金の買いに支えられドル安に振れてもスピードは遅いでしょう。豪ドル円は今日にも96円を超えてきそうです。週足の転換線96.08がレジスタンスですが、すでに上昇トレンド入りしているように見え、当面は上昇しそうです。ユーロは揉み合いでしょう。トレードは不調でしばらくは負けが続きそうです。株安にドル安で反応しており、過去のリスク回避とは真逆の反応。このあたりはドル中心相場だったからリスク回避=ドル安+円安になってしまうものと思われます。「株安+円安」は取りにくいポジションでした。
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