◆今週3/23-27為替相場見通しです。先週FOMCでは、FOMCメンバーの金利見通し大幅引き下げ1.125%→0.625%が効いた格好で「一方的なドル高」に歯止めがかかる展開になりました。引き続き日欧緩和VS米引き締めの構図は変わらないものの、米利上げペースの遅さが意識されやすいことからドルは揉み合いに入りそうです。ドル円以外のクロス円はドル安に支えられ堅調、ポンド円なども完全に崩れず高値圏を保っています。今週は日米インフレ指標に注目、すでに米国の利上げ時期をめぐっては6月の観測が後退しており、6月利上げでもその後のペースが遅いことが確認されていることから「米国の利上げ時期」というテーマも賞味期限が切れてくる印象です。今後は主要国株価が短期的に上げ切って→リスク浮上→調整をしばらく繰り返すイメージです。為替はその動きに合わせた展開となるでしょう。
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