◆4日のNY市場では、ECBが「ギリシャ国債適格担保ルール適用除外解除」を受けユーロが急落しています。ユーロ円・ユーロドルは直近の安値を割り込むか、4日戻り高値を上抜けるか(ダブルボトムか底割れか)に注目しておきます。ギリシャに関してはずっと申し上げてきた通り、ユーロ離脱よりも先に「デフォルト懸念」となるはずです。市場では「3月にも危ない」と言われていますが、なんだかんだで初夏までは凌ぐでしょう。ドイツもそれをわかっていますから、ぎりぎりまで追い込んで交渉を続けるでしょう。揉めに揉めた最後5月あたりには大きなリスク回避に注意すべきでしょう。経済指標は米1月ADP全国雇用者数21.3万人増(予想22.3万人)、米1月ISM非製造業景況指数56.7(予想56.4)でした。ドル円は値幅狭く方向感がない事から、米雇用統計などドル重要イベント以外では差益は狙いにくいでしょう。トレードはユーロか豪ドルですね。
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