◆16日のドル円相場は、WSJヒルゼンラス記者の声明据え置き予想を受け一時急落106.80付近まで売られる場面がありました。「相当な期間」据え置きか?削除か?に注目が集まっています。削除ならドル買い、据え置きならドル売りでの反応となります。同時に発表される「金利見通し」にも注目。引き上げはドル買いの材料となります。その後3時半からイエレンFRB議長が会見を行いますが、3時~3時半でドル買いが加速した場合に、会見でハト派の内容が出るとドル相場は大きな乱高下となるため慌てないようポジションサイズなどに気を付けるべきでしょう。実際のところFRBは今後タカ派に傾倒していかなければならないのは明らかで、相当な期間の文言を据え置いたところで欧日との金融政策方向性の違いは変わりません。今後は基本的にドルが買われ→利食いで調整するの繰り返しとなるでしょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。