9日の欧米市場ではユーロ中心に売られる展開となりました。ダウが110ドル安で大幅なリスク回避が進んだ印象ですが、実際にはユーロ以外はそれほど前日から動いていません。ユーロ圏では会合が続き、ギリシャでもメルケル・サマラス会談など全体的にネガティブに受け取られています。IMFが世界景気見通し引き下げ、米企業決算も不安があるとのことで、やはり10月は季節要因での警戒感が強いというのが一番大きな要因かと思います。デイトレベースで短期の値動きを見ると方向感をつかみづらい時間帯が多いなか、ロンドン時間午前中に久しぶりにしっかりとしたユーロ売りの場面がありました。NY市場での第2段を狙ってしつこくユーロ売って行きましたが、損切りもあり最後にようやく差益を取れました。ユーロ相場はダブルトップ形成へ一旦向かっているイメージで良さそうです。来客あり通常更新が滞っていましたが、今日からまた通常通り更新します。
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