重要イベント次第では来週にも年初来高値を更新しそうなNYダウ。12日独連邦裁判所がESM合憲か違憲か発足に向けて重要な判断がくだされます。万が一「違憲」となれば「ユーロ安+株安」で大きな反応になりそうです。翌13日のFOMCでは米8月雇用統計が良くなかったことで、かなりQE3を見込む参加者が増えており、異例の低金利の時間軸延長のみであれば失望するリスクもあります。これらのイベントがすべて良い結果で通過した場合、一気にリスクオン方向に動きだす可能性もあり「持たざるリスク」への備えも必要かもしれません。本当に長期投資は難しいです。まずドル円からですが、QE3実施なら大幅な「ドル安」での反応が予想されますが、それでも買い下げて年末まで待ちます。豪ドル円など高金利通貨は、買い持ちしたい予定枚数の半分をすでに買い戻しています。9-11月で大幅円高の場面あれば残り枚数を買って12月まで持ってみたいと思います。いずれにしても長期投資では目一杯のポジションは取れず、時間をかけて安くなったところを買うしかなさそうです。
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