来週6/11-15為替相場の見通しと投資戦略です。まず週末9日に「スペインが最大1000億ユーロの銀行支援を欧州に要請」しています。17日に迎える「ギリシャ再選挙」に対して脆弱な金融機関を守るための「厳戒態勢」に入ったと考えて良さそうです。6/11-15為替相場はギリシャ再選挙への思惑とポジション調整に終始し、方向感のつかみづらい展開が予想されます。ここは長期投資での安値拾いを続け、18日に前日の選挙結果を受けて「ギリシャユーロ圏離脱懸念」が高まるようであれば、そこからもう一段買って行って6月末まで対策待ちをしてみたいと思います。投資戦略を文章でお伝えするのが難しい週ですが、長期では日本株は無視、NYダウや豪ドル円といった「リスク許容度敏感指標」が逆三尊もありえるという前提での1週間とみています。18日一旦下への突っ込みが合った場合でも、その1日でギリシャ関連は一旦市場から忘れ去られる可能性も考えています。下髭狙いで拾って行くという戦略です。短期売買はここまでひたすら「ユーロの売り場探し」でショートポジションばかり取って来ましたが、18日以降は売り買い両方考えて材料待ちをしたいと思います。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。