1日に発表された米5月雇用統計は注目した(米) 5月非農業部門雇用者数が6.9万人増(予想15.0万人増)とネガティブサプライズとなりました。23時に発表された(米) 5月ISM製造業景況指数は53.5(予想53.8)とこちらも予想を下回っています。発表直後の値動きは「株安+円高」でリスク回避で反応しています。ユーロドルも発表直後から売られる展開でドル安にならずリスク回避「円買い+ドル買い」での反応となりました。ドル円は77円台前半、ユーロ円は95円台へ突っ込んでいましたが、NY時間にこうなると良くあるのが「レートチェックのうわさ」でこれが出てしまいました。本邦当局はコメントを控えていますが介入ではないと思います。トレードでは一旦ユーロ円、豪ドル円の戻りを売ってみましたが、水準が低く売りが溜まっているのか下げきれない様子に撤退、しばらくしてからユーロ円をショートにしていましたが「レートチェックのうわさ」で踏み上げられてしまいました。クロス円急騰の場面では、ダウ先物が下げたまま反応が無かったためすぐに「レートチェックのうわさ」だろうとわかりました。ユーロ圏などで好材料がでた場合にはダウ先物も一緒に急騰しますし、QE3観測ならドル安+ダウ先物高となるはずです。いずれにしても混乱して厳しい相場でした負けても仕方ない1日だったと思います。このところ米雇用統計直後は難しいですね。来週は主要国金融政策に注目が集まります。また頑張りたいですね。
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