2011年05月16日10:32
先週のドル円相場は80円台後半を中心に方向感なく横ばいとなりました。この先も円と米ドルにしばらく強弱感はなく揉み合いとなりそうです。高値・安値を追って行くと差益が取りにくいのが今のドル円相場かと思います。ユーロドルは売りが優勢、1.40台まで下げています。株価は米国で12,500ドル台、日経は9,500円台まで調整しており4月後半に向けリスクを取ってきたポジションのクローズが進んでいます。「5月に売れ」という言葉通り、リスクを取ってきたポジションが閉じられましたが、このような展開になると不思議なほど悪材料もクローズアップされやすく売りを加速させたと思います。この先はファンド勢などの5-6月決算を通過してくればまたどこかでリスクを取ってくる動きになって行き、株価も再上昇に向かって行くと考えています。株価は6-7月にまた上昇を予想していますが、ドル円相場に関しては米景気動向が影響しそうです。堅調な経済指標が続いて来れば出口戦略を意識され最終的に「日米金利差拡大観測」につながっていくと思われます。「日米金利差拡大観測」のキーワードが目立ってくればドル円は上昇していくと考えています。逆に米景気の回復が遅れるとドル円は上昇しにくい展開になりそうです。株価は米景気が良くても悪くても夏からの再上昇を予想しています。それでは今週も頑張りましょう!※最終的な投資判断は必ずご自身でお願いいたします。
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