2011年03月02日09:31
1日のNY市場では、24時に米2月ISM製造業景況指数が発表され61.4ポイントと良い結果となりました。同時刻から始まったバーナンキFRB議長の議会証言では、目新しい内容がなかったものの個人的には「デフレリスク小さい」と言ってきたことが少しドル買いの材料となったと思います。量的緩和策QE2に関してはやはり慎重なスタンスで6月末まで予定通り実施されそうな雰囲気です。中東・北アフリカ情勢からNY原油先物は一時100ドル乗せとなる急騰、99ドル台で引けNYダウは引けまで下げ続ける展開で168ドル安となっています。為替相場でも最終的には円とドルが買われリスク回避となりました。引き続き景気回復期待VS中東・北アフリカ情勢による原油高の綱引きが継続しそうです。トレードでは米2月ISM製造業景況指数とバーナンキFRB議長議会証言でドル買い材料が出たにもかかわらず下落して行かないのを確認してユーロドルを買って行きましたが、結局30~40分程度ホールドしても1.3862の年初来高値を何度トライしても超えられず、ダウの下落幅拡大に連れユーロ円とともに下落+5万で撤退しています。ユーロドル相場は1.3862を抜けれないと大きく差益を取れそうもなく、1日は目立ったエントリーチャンスはありませんでした。本日はロンドン時間は私用でお休み、NY時間22時~25時あたりでトレードします。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。