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先週のドル円相場は、20日火曜に90円手前まで調整した後は92円台まで買いが優勢、時間足チャートにサポートラインを引くと同じペースで買いが続いたことがわかります。9/21に92.55まで買い戻される場面がありましたが、これが意識されれば一旦軽い調整が入りそうなレベルに来ています。時間足チャートのサポートラインを割り込めば少し調整か。それでも極端に円高に振れる展開はなさそうですから、ショートは少し早めに利喰いたいと考えています。また23日には、英第3四半期GDP速報が発表されましたが、市場予想では前期比+0.2%のところ-0.4%とサプライズがあり、ポンドドルで約400ポイント、ポンド円も約3円下落する場面がありました。買いが溜まっていた感もありますが、最近またポンドがよく動いています。
今週は経済指標では、米9月耐久財受注や米第3四半期GDP速報値などの発表があります。このあたりも確認しながらになりますが、経済指標は余程のサプライズがない限りはトレンドを作る材料にはならず一時的な反応が多くなりそうです。発表時間だけ少し注意しておきます。基本的には今週も、株価と長期金利などを睨みながらの相場になりそうです。市場のテーマとしては以前から申し上げている通り「出口戦略」と「利上げ観測」になります。特に今後は米国の出口戦略、利上げ観測には注意が必要です。リスク許容度回復のドル売りがずっとテーマになってきましたが、米国で利上げ観測が浮上し始めるとドルが買い戻される場面も度々ありそうです。
経済指標よりもトレンド重視、チャート重視でトレードしていきたいと考えています。それでは今週も頑張りましょう!
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。