2009年相場入りして2週目に入りました、最近の外国為替市場では2007年までと比べてマーケットでメインテーマになっている通貨が目まぐるしく変化する傾向にあり「なぜ相場が動いたのか」「今後どのように動くのか」を正確に把握するのが難しくなってきているかと思います、私の場合は毎日トレードしていますから当然主要国通貨に関しては把握していますが「現状はこうなっています」→「今後はこうなると予想しています」と記事にするとFX投資歴が比較的浅い読者の方から「難しい」という声をよく聞くようになりました。07年までよりも難しくなった最大の理由は(実は難しくなったのではなく、難しく感じるといったほうが正しいかもしれません)、マーケットのメインテーマが「円」ではない日が多いからなんですね。円キャリー全盛期とそれが崩壊していく2007年11月頃までは、チャートをご覧いただければ一目瞭然かと思いますが「クロス円」がセットで同じような動きをしていました、ドル円とユーロ円、オージー円もポンド円も上げ相場ではみな上げ「円全面安」暴落相場ではみんな暴落「円全面高」と非常にわかりやすい相場でした。
日本のFX業者の取引画面は、みなクロス円がレート画面の大半を占めています。ユーロドルとポンドドルが隅っこに表示されるくらいが一般的な管理画面ですね。ところが2009年からのマーケットでは先日もユーロポンドが主導するユーロドル・ユーロ円の急騰やドルスイス、ポンドドルなどという本邦個人投資家には比較的馴染みが薄い通貨ペアがマーケットの主役になり、その影響でドル円やポンド円が動くという相場が非常に多くなっています。直近のドル円は毎日下落をしていましたが、マーケットでは「ドル買い=ドル高」になっていて、それ以上に円が買われたためドル高の中でドル円だけが下落していくという現象が頻繁に起きます。ドル円が下落する中でユーロ円が上昇していく場面を先月からよくみるようになってきていると感じている方は多いと思います。デイトレードで勝っていくためには「なぜ動いているのか」を正確に把握しておく必要があります、この軸がブレると今後の展開を予想する軸があさっての方向を向いてしまい経験を積んでも「間違った経験」では成長できなくなってしまいます。
FX業者などのメールマガジンや解説記事などを参考にされる方も多いかと思いますが、運の悪いことに「解説者がマーケットを把握できていない」という状態も散見されるようになりました。実は業者の担当者は為替ディーラーではない場合がほとんどですから円相場くらいしか見れない担当者も一部います、その方が間違った分析から間違った予想を出してきますので読者はさらに混乱するかと思います。今回はFX中級者の方向けに記事を書いていますが、トレーダーであれば「トレードで勝つこと」が最終目標かと思います。マーケットの現状分析をするために以前からおすすめしている動画レポートを紹介しておきます、解説しているのはマット今井さんがやっているグローバルインフォ社長の和田さんが解説している動画レポートです。内容は前日のNY市場の解説とドル円5分チャート解説が主で、デイトレには欠かせない情報インターバンク勢・短期筋の動向を教えてくれます。ZEROが把握する限りこの和田さんの動画レポートが最も正確にマーケットを解説していると思います、私も毎朝欠かさず確認しています。
※グローバルインフォ社長和田さんの動画は「セントラル短資FX」に口座開設をすれば誰でも無料で閲覧することができます。口座開設・維持手数料も無料ですので中級者以上の方にはぜひおすすめしておきます。実際に利用していて本当に良いものしか推奨してませんので手間をかけた分は役に立つ情報になると思います、ZEROはモーニングマーケットフラッシュのみ参考にしています。本気でFXに取り組まれる方は長期間軸足がブレない環境で勉強や研究をされてください。
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※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。