こんにちは、29日の外為市況です。日経電子版による「日銀利下げ検討」報道で強烈なショートカバー、ダウが引け際に史上2番目の上げを示現したことなどを受けてドル円は99.72まで上昇しました、日経平均は寄り付き後500円以上あげるも伸び悩んだこと、合わせて中川財務金融大臣が「金利引き下げは日銀次第」と一転、利下げ観測に水を差した格好で96.04まで売られました。日経平均が引け際に急騰し8,211.90 +589.98 +7.74% でクローズすると97円前後まで買い戻されました。本日はまだトレードをしていません、しかし毎回閣僚から「言わなくていいこと」が水を差します、この数年ずっと続いていますが今回も自分たちが「利下げ観測」を持ち上げたにも関わらず一転して「利下げは日銀が決めること(どうなるかはわからない)」と発言をしています。G7で円について共同声明を出せばフランス高官から「協調介入はない」との発言でドル円が急落しました。先日も日銀審議員から「日本の金利は充分低い(下げる必要はない)」との発言がありましたよね。このあたりは何でしょうか?政府・日銀に対しては有能なマーケット関係者もついていますから「やたら水を差し、打ち出した政策の効果を打ち消す」ことを不思議に思っていました、現状では「利下げは国家的な決定事項」としたうえで「日銀は独立しているよ」と言いたいのだと考えています。ただし、今回利下げが見送られればまた株安+円高必至なだけに注目が集まりますね。米経済指標(イベントは)↓
21:30(米)9月耐久財受注
27:15(米)FOMC政策金利発表
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。