こんばんは、最近は昼寝をして米国市場をみているため更新が遅くなりました。早速「FOMC緊急利下げ」ですが効果はもちろん一時的でした。FOMCの緊急利下げは「なにもしない」日本の金融当局とは違い「よくやっている」という印象を受けます。サブプライム直後の「50ベーシス利下げ」の時もパニック売りを阻止する狙いとしてはサプライズ的な効果のある対応だったと思います。今回もパニック売りを一時的に止めましたが、市場はサブプライム問題の根本的解決によって反転するものであり、その意味では「モノライン救済ネタ」のほうが市場に与える効果は大きいと思います。まあ米国は金融機関も債務者も見捨てないと思います、今後も「救済策VSサブプライム問題」という構図が続くでしょう。
今月はこのまま株・為替ともに膠着し、2月から下落の第2段階とみています。2月はFOMCの開催もなく非常に危険な時期かと思います。ただし、大幅利下げからもっと売られてもいいドル円が下げていません。105円台でしばらくやったあとは、103円→101円で底値とみていますが、103円から100円に向けての売り仕掛けは、売るほうも相当しんどいと思います。短期的には無理かもしれませんね。ドル円の下げ足が速いと「日銀ネタ」が「噂」で出るでしょうし…。
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