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ドル円158円前半!為替介入で投機筋の円売りモメンタム削がれたか?米6月小売売上高、ユーロ圏6月CPI、ECB金融政策、日6月CPIの発表あり。

20240715ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

12日の米国株は上昇。S&P500種30ポイント高(+0.55%)、ナスダック総合115ポイント高(+0.63%)でした。為替市場は円が乱高下。

米6月PPIは、前年同月比2.6%(予想2.3%)、コア前年同月比3.0%(予想2.5%)と、予想を上回りました。

先週木曜日のNY時間にドル円クロス円が急落しましたが、3兆円を超える規模の円買い介入が実施された模様。

金曜日にはユーロに対して「レートチェック」を行ったと日経新聞が報じました。

今週は米6月小売売上高、ユーロ圏6月CPI、ECB金融政策、日6月CPIが発表される予定です。

先週の円買い介入実施前には、投機筋IMM円ショートが18万枚超まで積み上がっていました。

当面はドル円162円を超えられそうになく、投機筋の円売りは勢いが弱まりそうです。

7月後半はユーロ円での円買い介入有無と、月末に会合を控えている日銀関連の報道に注目しています。

投資戦略はドル円・クロス円戻り売りとします。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル円急落一時157円台!短期的な「過度な変動」なくても介入した模様。「明らかに投機的」投機筋を牽制する介入か?

20240712ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

11日の米国株は下落。S&P500種49ポイント安(-0.88%)、ナスダック総合364ポイント安(-1.95%)でした。為替市場は円高。

米6月CPIは前年同月比3.0%(予想3.1%、前回3.3%)、コア前年同月比3.3%(予想3.4%、前回3.4%)と、いずれも予想を下回り、前月から鈍化しました。

弱い米6月CPIを受け、9月利下げ確率が上昇。為替市場はドル売りで反応しています。

投機筋の円売りポジションが積み上がっていたものの、ドル円は4円幅で急落しており、円買い介入した可能性があります。

月末には介入の有無が判明しますが、昨日介入しているとすればサプライズです。

市場参加者は「ドル円が短期間に急騰する場面では介入あり得る」と考えていたため、弱い米CPIを受けて、ドル円が下落する場面で追い打ち介入したとなれば、珍しいパターンになります。本日も円買い介入に警戒。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル円以外のクロス円で円安加速!ユーロ円157円台、ポンド円207円台。金利差よりリスクオンとモメンタムか?

20240711ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

10日の米国株は上昇。S&P500種56ポイント高(+1.02%)、ナスダック総合218ポイント高(+1.18%)でした。為替市場は円安。

ドル円は161円後半へ小幅上昇。ポンド円が大きく上昇しました。

日米株価が大きく上昇し、金利差よりもリスクオンの円安となっています。

6/14の日銀会合以降、円安トレンドが約1カ月間、目立った調整なく継続しています。

投機筋IMM円ショートが184,223枚まで増加しており、ドル円の買い余力は残っていないはずです。

直近の円安+株高は、特に材料が無くても勢いで進行しています。

本日は米6月CPIが発表される予定です。市場予想は、前年同月比3.1%へ鈍化、コア前年同月比3.4%と横這いの予想。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル円161円前半!FRB→インフレ再燃恐れハト派になり切れない?パウエル議長9月利下げ開始+年内2回利下げを明言せず。

20240710ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

9日の米国株は上昇。S&P500種4ポイント高(+0.07%)、ナスダック総合25ポイント高(+0.14%)でした。為替市場はドル高。

パウエルFRB議長の議会証言に関心が集まりました。インフレや雇用が鈍化傾向にあることから、市場ではハト派発言への期待が高まっていました。

ところが9月利下げ開始や年内2回利下げの明確な示唆は無く、思ったよりもハト派的ではないと受け止められてドルが買われました。

パウエル議長としては、ハト派発言により市場が過度なリスクオンに傾いてしまうと、インフレ再燃に繋がる恐れが出てきます。

市場に対しては、無駄にヒントを与えない方針なのかも知れません。そのため「今後のデータ次第」や「毎回の会合で議論」といった発言が増加しそうです。

日銀は国債買い入れ減額について金融機関等と会合を開催しています。追加利上げ時期も含めて観測記事に警戒。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

円高警戒!IMM円ショート184,223枚→ほぼ限界。今晩はパウエルFRB議長の議会証言、11日(木)米6月CPI、12日(金)米6月PPIの予定。

20240709ドル円日足チャート
(出所:外為オンライン

8日の米国株はまちまち。NYダウは下落、S&P500種5ポイント高(+0.10%)、ナスダック総合50ポイント高(+0.28%)でした。為替市場は前日比ほぼ変わらず。

最新の投機筋IMM円ショートは184,223枚まで増加。ほぼ限界に達していると考えられます。

円相場は材料が無ければ絶対的な金利差から円安が進行しますが、ドル円は投機筋の買い余力が残っていないと思われます。

今晩はパウエルFRB議長の議会証言、11日(木)米6月CPI、12日(金)米6月PPIが発表される予定です。

ポジションの傾きからは、160円割れへの下落に警戒すべき環境になっています。

その他、日銀関連の報道にも注目です。月末までに国債買い入れ減額規模や利上げの観測記事が出てくるでしょう。

   

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero
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