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NYダウ298ドル高!ムニューシン米財務長官の貿易戦争・関税措置の保留発言を好感。ドルインデックス94到達から小反落。

20180522豪ドル円日足チャート
21日のNYダウは298ドル高(+1.21%)、ナスダックは39ポイント高(+0.54%)でした。米FOXテレビに出演したムニューシン米財務長官の「貿易戦争を保留、関税措置もいったん保留」との発言が好感されました。週明け東京時間朝方から、NYダウ先物は200ドル超上昇して推移し、欧米時間に上げ幅を拡大しました。

その他、WTI原油が72.35ドルへ上昇し、豪ドル・カナダドルなどの資源国通貨が堅調に推移しました。豪ドル円は84円台前半、カナダドル円は86円台後半まで上昇しました。ドルインデックスは一時94ポイントへ上昇、その後は小反落して93.54ポイントで引けています。米10年債利回りは3.058%でした。

苦境に立たされているトルコリラは売りが止まらず、対ドルで4.5を突破して大きく売り込まれています。6/24トルコ大統領選挙へ向け、かなり厳しい展開になりそうです。トルコリラ円は24円台前半と価格は安くなっていますが、安易に反転を狙って買わないほうが無難でしょう。どうしても買いたいのであれば、小さいLotでレバレッジをかけずにやるべきです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

米中貿易戦争懸念が後退「(米製品の)購入を大幅に増やす」に留まる。6月FOMCでドル高の流れ変わるか?新興国リスクに警戒。

20180521ユーロドル日足チャート
米中通商協議(17-18日ワシントンで開催)の共同声明が発表されました。具体的な金額は発表されず、ただ単に「(米製品の)購入を大幅に増やす事で合意」とだけ発表されました。週明けの市場は、米中貿易戦争懸念後退を受け、リスクオンで始まっています。

最新(5/15付け)のIMMユーロロングは、115,114枚へ小幅減少しました。それでも未だユーロロングに傾いており、ユーロドルの下落余地があると思われます。ドル高トレンドは、6月FOMC前後で潮目が変わる可能性が高いと見ています。

直近の米10年債利回りとドルの上昇スピードが速いため、FRBの舵取りが難しくなるでしょう。G20やIMFはFRBに対し「(金融政策において)新興国に配慮して欲しい」という要望を出して来そうな展開になっています。

夏場のリスクは新興国(特にアルゼンチン、トルコ、ブラジル、インドネシア)になりそうです。原油高+ドル高+米金利上昇を受けて苦境に立たされています。新興国リスクが波及してくれば、先進国市場も「このままリスクオン一辺倒にはならない」と予想しています。

今週の経済指標・イベントでは、23日(水)欧州圏のPMI、英4月消費者物価指数、米4月新築住宅販売件数、FOMC議事録(5/1-2分)、24日(木)米4月中古住宅販売件数、25日(金)独5月Ifo景況感指数、米4月耐久財受注に注目しておきます。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

「新興国ミニ・ショック」がテーマか?原油高、通貨安、ドル建て債務返済に苦しむアルゼンチン・ブラジル・トルコ・インドネシア。

20180520ドルトルコリラ週足チャート
為替市場では既に「新興国通貨危機」がテーマになっています。株式市場は「悪い事は言いたくない専門家」で溢れていますから、97年7月に起きたアジア通貨危機時に比べ、新興国が体力をつけている(外貨準備を増やしている)から大丈夫という論調。個人的にはミニ・ショックとして、夏場の悪材料になると予想しています。

金融市場のリスク要因となるかどうかの判断は「以前よりも体力をつけているから大丈夫」という主観的な物差しよりも、新興国通貨のチャート形状から客観的に判断すべきかと思います。危機の中心にあるアルゼンチンペソやトルコリラは、対ドルで4月末から急激に売り込まれており、新興国通貨危機へ向かっていると考えられます。

今後、新興国ミニ・ショックとなった場合、G20やIMFが集まって対策を話し合うと思われます。金融市場として「新興国危機が落ち着いて来たかどうかの判断」もチャートですべきかと思います。新興国危機が落ち着いてくれば、ドルに対する新興国通貨の下落が収まって来るはずです。

現状、危機の先頭を走るアルゼンチン・トルコにブラジル・インドネシアが追従しており、新興国全体に危機が「広がって来る過程」にいます。通貨の動きを見る限り「広がって来る過程」という判断になります。それでも「(新興国危機は)11月には一旦収束している」と予想しています。

根拠は2点あり、1つ目は米中間選挙で投資家の関心が薄れる事、2つ目は季節要因からリスクオンになりやすい時期である事です。新興国からの資金流出も、半年程度あれば一巡するでしょう。何れにしても新興国危機の度合いを測るには、対ドルでの新興国通貨の値動きを追うのが一番良いと考えています。

※新興国危機とは?・・・自国通貨の急落(資金流出)により輸入物価が急騰。国内の商品価格が短期間に倍増するなど、国民生活が深刻な打撃を受ける。企業はドル建て債務の返済が苦しくなり、破綻懸念が急速に台頭。インドネシアは原油高とルピー安が同時に起き、国民生活は深刻な打撃を受ける。また、短期投機筋が新興国通貨売りでアタックして来るため、短期的には阻止が困難となり混乱が広がる。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

ドル円堅調!ドル高の勢い弱まるも円安が支援。コインチェック買収のマネックス、仮想通貨で米進出に意欲。本邦4月消費者物価指数↓

20180518ドル円週足チャート
17日は「円安」が加速しました。米10年債利回りは3.11%、ドルインデックスは93.48となり、ドルも底堅く推移しています。ドル高の勢いが弱まってきたため、ユーロドルやポンドドルは下落に歯止めがかかりつつあります。一方ドル円は円安圧力により、上値を試す展開が続いています。個人的にはM&A絡みの円売りと、これに追従する動きが出ていると見ています。

米国株式市場NYダウは54ドル安(-0.22%)、ナスダックは15ポイント安(-0.21%)小幅安で引けました。経済指標は、米新規失業保険申請件数22.2万件(予想21.5万件)、米5月フィラデルフィア連銀製造業指数34.4(予想21.0)でした。先ほど発表された本邦4月消費者物価指数は総合0.6%(前回1.1%、前々回1.5%)、生鮮食品を除く総合0.7%(前回0.9%、前々回1.0%)、生鮮食品及びエネルギーを除く総合0.4%(前回0.5%、前々回0.5%)でした。

高い原油価格+低い失業率にも関わらず下落に転じています。消費者物価指数からは異次元金融緩和の出口が遠のいており、これも円安材料になっています。その他、コインチェックを買収したマネックスが、仮想通貨で米進出に意欲を見せているとの報道あり。今後は「円安がどこまで進行するか?」を見ていくだけの相場になりそうです。ドル円・クロス円が上げきったところは、中期(3ヶ月程度)で売って行きたいと考えています。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero

トルコ・リラ急落!エルドアン発言受け過去最安値。米10年債利回り急騰、2011年以来の高水準。ドル高加速、新興国は通貨危機。

20180516トルコリラ円日足チャート
15日は米10年債利回りが急騰して節目の3%を突破、2011年以来の高水準(3.095%)まで上昇しました。為替市場ではドル高が加速し、ドル円は110円台前半、ユーロドルは1.08付近までドル高が進行しました。米株式市場は急激な金利上昇に加え、合意が遠い米中通商会議も重しになり、結局NYダウは193ドル安(-0.78%)、ナスダックは59ポイント安(-0.81%)でした。

経済指標は、11:00 中国4月鉱工業生産+7.0%(予想+6.4%)15:00 独1-3月期GDP速報値+0.3%(予想+0.4%)、前年比+1.6%(予想+1.7%)18:00 独5月ZEW景気期待指数-8.2(予想-8.2)21:30 米4月小売売上高+0.3%(予想+0.3%)、除自動車+0.3%(予想+0.5%)21:30 米5月NY連銀製造業景況指数20.10(予想15.00)でした。

資金流出懸念・ドル建て債務返済に苦しむ一部新興国が、通貨危機を迎えています。昨日はトルコ・リラが急落しました。エルドアン大統領がトルコ中銀の利上げを阻止する構えを見せており、火に油を注いでしまっています。エルドアン大統領は今年6月24日へ前倒しした大統領選挙にて「再任されれば(中銀に対し)影響力を示す」と発言しています。トルコ・リラは対ドル・対ユーロで過去最安値を更新しており、すでに危機的状況にあるにも関わらず、危機が加速する方向へ舵を切っています。

アルゼンチン・ペソは中銀が介入し、対ドルで2.40付近まで値を戻しました。アルゼンチンもIMFに支援を要請しておきながら、支援とセットで要求される緊縮財政に対する国民の反発を考えると前途多難なのが現状です。為替市場ではしばらくの間、米金利上昇(ドル高)による資金流出懸念・ドル建て債務返済を材料とした「新興国通貨危機」がテーマになりそうです。    

※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。

Posted bydaytraderzero