◇13日のNYダウは17,908ドルで年初来高値を更新、日経平均も4/1日銀短観ショックからの下げを約2週間で埋めています。為替市場では、ドル円109円台、ユーロドル1.12台へ「ドル高」となりました。円高や株安は、単に売られ過ぎて巻き戻しているだけなのですが、米3月小売売上高-0.3%(予想+0.1%)、除自動車+0.2%(予想+0.4%)と、悪いから利上げ観測後退という解説になるはずです。14-15日ワシントンG20を警戒したポジション調整、17日ドーハ会合増産凍結期待で原油価格も堅調、すべてが株高の材料となっています。原油価格もドーハがどうこうよりも、米ドライブシーズンへ向けて強いという季節要因、米国株も決算への懸念で軟調→決算発表で買い戻しという、いつもの展開です。結果的に「4月のダウは強い」という、これまたいつもの展開となっています。この一連の値動きをあまり深く考える必要はないでしょう。
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