◇16日に注目を集めたFOMCでは、年4回ペースの利上げから年2回へ鈍化の見通しとなりドル全面安となりました。サプライズは無し。ドル円は112円台前半まで急落、ユーロドルは1.12台前半までドル安となりました。直近は主要3中銀の金融政策に反応して短期的な動きが出るのみで、なかなかトレンドになりません。年始から「何も起きていない」市場は「一度もパニックになっていない」と申し上げてきた通り、NYダウは年始の価格へほぼ全戻し、S&P500は年初来高値を更新しています。ただし、今後の米国株高は偽物でしょう。運用難でバブル化という上昇が始まっているだけです。今後も地盤の緩い高値更新が続くでしょうし、高値追いは禁物です。将来の危機発生のメカニズムも、これでハッキリしてきたと言えそうです。本日は21:00英金融政策が発表されます。今日はこのイベントに注目をしておきます。
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