(出所:外為オンライン)
14日の米国株は下落。S&P500種14ポイント安(-0.29%)、ナスダック総合49ポイント安(-0.30%)でした。為替市場はドル高。
米2月PPI・前年同月比は1.6%(予想1.1%)、コア前年同月比は2.0%(予想1.9%)と、予想を上回りました。
米2月小売売上高は0.6%(予想0.8%)、除く自動車は0.3%(予想0.5%)と、予想を下回っています。
FRBの年内利下げ回数は「多くても3回」へ後退しつつあり、米利下げペース鈍化観測がドルを押し上げました。
連合は本日午後4時15分に春闘の第1回回答集計分の平均賃上げ率を発表する予定です。
この結果を受けて、来週の日銀金融政策決定会合にて、マイナス金利解除が実施される見通しです。
ドル円は日米金融政策面からは「日銀利上げ+FRB利下げ」の組み合わせですが、円の需給は悪そうに見えます。
具体的にはデジタル赤字や国内企業・個人による海外への投資が大きな影響を及ぼしそうです。
その結果、長い目で見れば日銀マイナス金利解除でも円安方向へ動いていくリスクがあると予想しています。
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