(出所:外為オンライン)
19日の米国株は下落、NYダウ292ドル安(-0.86%)、ナスダック260ポイント安(-2.01%)でした。為替市場はドル高。
独7月生産者物価指数(PPI)は、前月比+5.3%、前年同月比+37.2%と、過去最高の伸び率となりました。
米10年債利回り2.988%へ上昇。為替市場ではドルが買われ、ドル円は137円、ユーロドル1.00前半までドル高が進行しました。
市場は先走って「景気後退→来年利下げ」との観測から、株価が大きく戻していました。
ところがFRB当局者はインフレ抑制重視の姿勢を崩しておらず、利上げサイクルは続きそうです。
今週は26日(金)米7月PCEデフレーター、ジャクソンホール公演でのパウエルFRB議長発言が予定されています。
投資家らは9月FOMCでの利上げ幅が、0.50%になるか0.75%になるか探ろうとしています。
次回FOMCまでに重要指標が多く発表されることから「データ次第」というのが良くあるパターンです。
市場の先走りに対して、牽制する発言が出るか注目しています。
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