8日はBOE金融政策イベントに注目が集まりました。BOEは早期利上げを示唆し、GDP見通しを2018年1.6%→1.8%、2019年1.7%→1.8%、2020年1.7%→1.8%へ引き上げ。
一方でインフレ見通しは2019年2.37%→2.28%、2020年2.21%→2.16%、2020年2.15%→2.11%へ引き下げています。早期利上げ示唆とGDP見通し引き上げはタカ派、インフレ見通しはハト派と、矛盾した内容になりました。
市場は全体的には「タカ派」と捉えたのかポンド買いで反応。英中銀のタカ派姿勢が米金利上昇につながったのか、不安定な米株式市場は再び大暴落となりました。
結局NYダウは1,032ドル安、為替市場もNYタイムに一転リスク回避となりました。米国株の2番底が深くなり、投資家心理も冷えたままになっています。
2日から始まった株価大暴落の傷が癒えるのに、2月最終週くらいまで時間がかかりそうです。本日と来週はさらなる株価の暴落に警戒しましょう。
※当ブログの見解は、あくまでも管理人ZEROの個人的な見解です。最終的な投資判断は、必ずご自身で行って頂きますようお願い申し上げます。