10日東京時間には、米大統領選第2回テレビ討論会が行われました。「非難の応酬」「罵り合い」となった見所のない討論会に対し、視聴者数も減少、関心が薄れています。今回もヒラリー勝利との見方にトランプリスクが後退しています。市場はテレビ討論会を受け、株高で反応しています。また、ロシアがOPECの減産合意を受け、「(ロシアも)生産調整に参加する用意がある。」と発言すると原油価格が上昇、WTI原油は51.35ドルでクローズしています。原油高とトランプリスク後退が株高の材料となり、ダウは88ドル高、為替市場では引き続きドルが堅調に推移しています。連休明けの東京市場は株高+円安で始まっています。今晩から発表される米企業決算が材料になりそうです。直近はドイツ銀行経営不安など、悪材料はあったものの、これを煽って売り崩す余力が投機筋に無かった模様。10月に株価が堅調なのは珍しい事ですが、それだけヘッジファンド勢が今年は負け過ぎて余力が無かったという事でしょう。
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